• コミュニティ政策学会は、地域社会におけるすべての 近隣組織や市民活動組織を育て、地域民主主義を発展 させようと努力している人々の全国組織です。 コミュニティ政策学会(英語でJACP)は、 地域社会のリーダーとボランティア、議員、 行政職員、NPO、企業、研究者などのあらゆる 分野の人々が集い、地域自治とコミュニティ政策について、 共に考え、情報交換することを目的として活動しています。

  • 第13回横浜大会の詳細について

     

    いよいよ、大会開催まであと一か月程となりました。

    大会の詳細についてご案内致します。

    会員、非会員問わず多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

    第13回横浜大会詳細_0603 のダウンロード(※6月3日 シンポジウム開催時間を変更しました)

    併せて横浜市ホームページもご覧ください。 →横浜市ホームページ

     

    第13回横浜大会 「市民が育む地域運営の仕組み」

     

    会 期:2014年7月5日(土)・6日(日)

    会 場:第一会場:横浜開港記念館(横浜市中区本町1丁目6番地)

        第二会場:横浜市市民活動支援センター

             (横浜市中区桜木町1-1-56 クリーンセンタービル4F)

    主 催:コミュニティ政策学会   共 催:横浜市

     

    開催趣旨

     

     今年度は久々に関東での開催となりました。開催地横浜は、独特な様相をもった都市であり、独自で先進的な取り組みが数多く見られます。その基礎は、都市横浜が、戦後米軍の接収と高度成長期の爆発的人口膨張の負の遺産を受けて、都市基盤や身近な住民生活の基盤の整備に地域住民も行政も苦心してきたところにあると思われます。今横浜市民は、「都市横浜の成熟」のもとで一定水準の快適な生活基盤を享受していますが、他方で格差の拡大の問題や郊外部を中心とする少子高齢化の問題が深刻化してきています。これまでの大会では、開催地のコミュニティの仕組み(都市内分権制度)を中心に企画されることが多かったと思いますが、人口370万人、面積430平方キロの巨大都市横浜には、全市を覆うような都市内分権の仕組みはまだ存在しません。本大会では、横浜市民と横浜市行政が多様に試みているコミュニティ政策の諸側面を学び、そこからコミュニティ政策の普遍的なメッセージを会員それぞれがつかみとれるように企画したつもりです。

    これに加えて、もちろん学会としてのベーシックな学問的交流の場である自由論題分科会も用意されています。震災分科会、中山間地域分科会も、コミュニティ政策を研究する学会としていわばライフワーク的に継続して取り組んでいます。是非横浜大会にご参加ください。

     

    ■大会参加費(資料代含む)   会員・非会員とも   1,500円  

    (*但し、横浜市在住の方、横浜市職員の方は横浜市に共催団体として多大なご協力を頂いているため無料とさせて頂きます。)

    ■懇親会費   5,000円  於  SCANDIAガーデン

                    横浜市中区海岸通1丁目1番地  045(201)2262

     

    【プログラム】

    第1日目  7月5日(土)

           12時     総会(会員)の参加受付開始(於 横浜開港記念館ホール)

           13時30分  シンポジウムの参加受付開始(於 横浜開港記念館ホール)

     

    ■総会 : 13時00分~14時00分      

      会場 :横浜開港記念館1階1号室

    ■記念シンポジウム : 14時15分~16時30分  

     会場 :横浜開港記念館1階講堂

    鼎談「市民が育む地域運営の仕組み」

    企画趣旨

     都市横浜は、戦後米軍の接収と高度成長期の爆発的人口膨張の負の遺産を受けて、都市基盤や身近な住民生活の基盤の整備に地域住民も行政も苦心してきました。今日ようやく都市横浜の「成熟」が語られるようになりましたが、他方で格差の拡大の問題や郊外部を中心とする少子高齢化の問題が深刻化してきています。これまでの大会では、開催地のコミュニティの仕組み(都市内分権制度)を中心に企画されることが多かったと思いますが、人口370万人、面積430平方キロの巨大都市横浜には、全市を覆うような都市内分権の仕組みはまだ存在しません。戦後横浜の苦難の歴史をともに歩んできた市民たちが、その都度の生活課題に対応する中で試してきた様々な工夫を踏まえて、行政も様々な仕組みを提案し、市民も様々にこれを活用して実践してきているのが現状だといえるでしょう。このような認識から出発して、横浜大会実行委員会は、大会のテーマを「市民が育む地域運営の仕組み」とし、市民、地域社会、市民活動、そして行政が多様に取り組んできた地域コミュニティの活動を俯瞰して分科会企画を練り、これを積み上げて全体会企画を練りました。

    全体会は、横浜の地域コミュニティにおいてそれぞれの立場から関わってこられた方々、すなわち、市民活動をベースに福祉事業者として活躍されている中野しずよさん、都市計画プランナーとして横浜に根付いて仕事をしてこられた山路清貴さん、行政の立場から柏崎誠副市長の三人の鼎談という形を取り、学会から名和田会長と玉野理事が聞き役を務めて、横浜の地域社会の過去・現在・未来を浮き彫りにします。

     

    ●登壇者:

    ①岡野 富茂子(港南台生き生きプレイパーク代表・未来につなぐ外遊びの会代表)

    ②山路 清貴 (山路商事株式会社都市・建築設計室長)

    ③横浜市副市長

     

    ●聞き役:名和田是彦(コミュニティ政策学会会長)

    玉野和志(コミュニティ政策学会理事)

     

    ■懇親会 : 18時00分~20時00分

     

    会 場:SCANDIA(横浜市中区海岸通1-1)

    会 費:5,000円 

     

    第2日目  7月6日(日)

     

    ■分科会Ⅰ : 9時30分~11時30分      

      会場:横浜開港記念館1階・2階会議室

    (1) 「地域における中間支援組織の新たな役割」

    コーディネーター:石井大一朗(認定NPO法人市民セクターよこはま理事・学会員)

    コメンタテーター: 吉原明香(認定NPO法人市民セクターよこはま理事・事務局長)

     

    企画趣旨:

    本学会が論議の中心とする「都市内分権」という言葉と概念及びその実施手法が横浜市においては一般化されてきていない。横浜市が概念として持つ「都市内分権」に近い類似語としては「エリアマネジメント」が挙げられるが、市内すべてにその概念や手法は普及しているとは言い難い。他の政令指定都市でも試行し始めている「都市内分権」がなぜ、横浜で発想されていないのか。要因としては巨大化した人口や市域の範囲にあると推測できるが、大規模都市では「都市内分権」の発想が生まれてこないのか。あるいはそれに代わる制度や新たな試みはあるのか。

    都市内のコミュニティの形成という視点での地域福祉計画は、横浜市は全国でも横浜だけの特徴として、市内すべての地区(日常生活圏内)毎に地域福祉保健計画の地区別計画を策定している。これは、生活支援を日常生活圏域内で地域自らが実施することを意図して策定されている。ある意味地域が自ら生活支援者への支援方法を模索し、関係機関をつなぐ中間支援組織と積極的に協働することでもある。

    そのため、今回は、1980年代中ごろから生まれた横浜における中間支援組織について、その歴史を振り返りつつ、役割と位置づけを検証する。

     

    [事例報告]中間支援組織の役割と活動内容

    [報告者]①横浜市社会福祉協議会

    「横浜市内地区ボランティアボランティアセンター」

    (内容)市内に80か所以上展開する地域の中でのボランティアコーディネート機能について、その活動内容と分析

    ②塚原 泉(NPO法人親がめ理事・子育て支援拠点「かなーちえ」施設長)

    「子育て中間支援組織『NPO法人親がめ・子育て支援拠点かなーちえ』」

    (内容)住民同士の連携・協働を進め、地域・区と共に、区内にすくすくかめっ子親子のたまり場を40カ所以上立ち上げ、運営を支援している、その活動内容と分析

    ③坂倉杏介(慶應義塾大学G-sec研究所特別研究講師、三田の家LLP代表)

    「コミュニティづくりの活動拠点『芝の家』」

    (内容)東京都港区で大学と連携して運営されるコミュニティ拠点と地域の担い手養成事業、およびその背景となる地区総合支所制の紹介と分析

     

    (2) 「男女共同参画の歴史と展開──コミュニティへの定着を求めて」

    コーディネーター:玉野和志(首都大学東京)

     

    企画趣旨:

    「男女共同参画」への取り組みは、1995年の「第4回世界女性会議(北京会議)」をきっかけに制定された「男女共同参画ビジョン」などをへて、1999年に基本法が制定され、その実現を主たる目標としている。このように「男女共同参画」はある意味で「国連」を中心とした活動に導かれてきたところが大きい。

     しかしながら,それ以前からコミュニティのレベルでは専業主婦層を中心とした地域の教育文化運動や生協活動などの女性の活動が広く展開しており、その蓄積が地方自治体における「男女共同参画」の動きを支えてきたところもある。 その後、女性の就労が進むことで専業主婦層によって支えられてきた地域活動が曲がり角を迎えるとともに、「男女共同参画」の活動も、改めてそのコミュニティへの定着(「土着化・地域化」)が求められるようになっている。

     本分科会では、コミュニティでの女性の活動においても豊かな蓄積をもつ横浜市において、「男女共同参画」に長くたずさわってきた方々の実践報告にもとづき、そのコミュニティへの定着の展望を描くことを課題としたい。

     

    [報告者]①納米恵美子((公財)横浜市男女共同参画推進協会 理事、事業本部長)

    「国連世界女性会議と『男女共同参画』:草の根の女性たちの関わりをめぐって」

    ②常光明子(男女共同参画センター横浜北 事業課長)

    「開港のまちの女性たち~地域と人の育ち合い」

    ③米岡美智枝(横浜市西区第4地区羽沢西部自治会 会長)

    「一女性自治会長が振り返る在任13年~地域の特殊性の中で~」

    [解 題]玉野和志(首都大学東京)

    [司 会]泉一弘(NPO法人ふらっとステーション・ドリーム理事長)

     

    (3) 「中山間地域の地域経営を考える」

    コーディネーター:辻上浩司(伊賀市副市長)

    コメンテーター:図司直也(法政大学 現代福祉学部 福祉コミュニティ学科)

     

    企画趣旨:

    過疎地域や山村振興地域などの中山間地域においては、少子高齢化やこれに伴う人口減少により、地域の助け合いや共同作業といったコミュニティの機能が弱くなっている地域もあり、今後さらに人口減少が進むとコミュニティとしての存立が厳しくなる集落が発生する恐れもあります。一方こうした地域は、国土や自然環境の保全、文化の伝承など多面的で公益的な役割も担っており、様々な資源が潜在している地域でもあります。

    この分科会では、中山間地域に暮らす住民に対する生活支援(買物、交通、地域福祉など)の取組と、集落を維持・再生する産業支援(公共空間の管理・保全、産業おこし、移住・交流など)の取組に焦点を当て、これらの取組を進めていく組織形態として法人格のあり方に議論を発展させていきます。

     

    [報告者]①村山史世(麻布大学講師)

    「相模原市青根地区の取組」(仮称)

    ②大平展子(NPO法人夢未来くんま副理事長)

    「浜松市天竜区熊地区の取組」(仮称)

    ③未  定(島根県雲南市役所)

    「スーパーコミュニティ法人による中山間地域の再生」(仮称)

     

    (4) 自由論題部会A

    [報告者]①東 善朗(岐阜大学工学研究科生産開発システム工学専攻)

    「住民自治制度の担い手の意識についての考察

    ―上越市地域協議会と名古屋市港まちづくり協議会を事例に―」

    ②三浦 哲司(名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授)

    「大都市における地域住民協議会の新展開

    ―大阪市鶴見区の緑地域活動協議会の実践を手がかりに―」

    ③坂本 由貴(海津市青少年育成推進員会委員、海津市学校評議員会委員、海津市都市計画審議会委員、海津市吉里地区社会福祉協議会運営委員)

    「社会的弱者たちの地域コミュニティにおける担い手への可能性」

    ④仁科 伸子(熊本学園大学社会福祉学部)

    「中山間地域における包括的コミュニティ・ケアの課題」

    [司 会]選考中

     

    昼食・休憩 : 11時30分~12時20分

     

    ■分科会Ⅱ : 12時30分~14時30分      

      会場:横浜開港記念館1階・2階会議室

     

    (5) 「地域で取り組む子ども・子育て支援 ~格差時代のコミュニティ政策~」

    コーディネーター:米田 佐知子(子どもの未来サポートオフィス 代表)

    コメンテーター:出口 高靖(法政大学大学院 学会メンバー)

     

    企画趣旨:

     現在、日本の子どもの6人に1人が「貧困」の状態にあると言われています。少子高齢化、人口減少への対応が喫緊の課題である日本社会において、子どもの健全な育ちを支えるコミュニティの再構築が必要です。

    社会の中で顕在化しにくい「子どもの貧困と格差」に早くから現場で気づき、必要とされる事業や支援活動を展開している市民活動者が、横浜の子どもとその家庭の現状を語り、子どもの育ちを切り口に、これからのコミュニティのあり方を考えます。人口が370万を超えた大都市横浜において、NPOらしい柔軟な行動力を活かし、個々に寄り添う支援を継続するために必要な政策や地域資源は何か、小規模多機能な子育て支援とコミュニティづくりを提起します。

    子どもの問題に焦点を当てるのは、横浜大会が初めてとなります。来年には「子ども・子育て新制度」が始まり、子育てが社会保障の一環となります。コミュニティ政策の新たな視点として共に考える分科会です。

     

    [報告者]①伊藤 保子

    (NPO法人さくらんぼ理事長・瀬谷区地域子育て支援拠点「にこてらす」施設長)

    「横浜市瀬谷区における、妊産婦・乳幼児期からの切れ目のない子育て支援と生活支援の取り組み」    

    ②須田 洋平(NPO法人あしほ・つるみ元気塾ほっとりんく 施設長)

    「横浜市鶴見区における『寄り添い型 生活支援・学習支援』の取り組み」

    ③山田 美智子

    (NPO法人はぐっと・西区地域子育て地域子育て支援拠点「スマイル・ポート」施設長)

    「横浜市西区における活動から見える、地域における子どもの生活体験について」

     

    (6) 「郊外型住宅地のコミュニティ再生 ― 緑と農の活用による担い手を考える」

    コーディネーター: 内海 宏 (地域計画研究所)

    コメンテーター: 山下 順三 (横浜市社会福祉協議会)

     

    企画趣旨:

    首都圏の郊外型住宅地は、今後、急激な人口減少と高齢化の進展に加えて、単独世帯化や孤立化が進み、空き地・空き家化が進展する。現在すでに、防犯、防災、高齢者の介護や生活支援、健康づくり、子育て、環境などの多くの問題に直面し、これらの問題を解決する方法や仕組みを模索している地域も多い。このような郊外型住宅地では、持続的で魅力ある地域を形成するために、多様な世代を巻き込み、地域の担い手発掘や新たな人材づくりを進めることが重要である。

    そこで本分科会では、幼児子供、青少年、親子、若年層、中堅層、熟年層などの多様な世代・属性の住民の参画を促し、小学校や幼稚園、事務所、商業者、医療福祉施設など地域関係者と連携を進め、新たなコミュニティ活動の担い手を発掘し育成することに力点を置いている横浜市の郊外型住宅地域を取り上げる。特に、郊外型住宅地の魅力づくりや環境づくりに効果が高いと考えられる、緑化活動や農的活動などを積極的に取り組んでいる地域に注目する。

    今後の郊外型住宅地の新たな地域像を構築しつつ、その担い手の確保や人材育成に資するように、各地域の代表者に、地域のコミュニティ活動の実態と担い手、特に緑や農などの郊外住宅地の魅力づくりを進めるための課題と人材発掘や交流の広がりについて報告していただく。会場全体で、緑や農による地域の魅力づくりと今後の活動の担い手の発掘や育成について考え示唆を得ることを目標とする。

     

    [報告内容]地域コミュニティの特徴と緑化活動や農的活動の取り組み、その担い手、交流の広がりについて

    [報告者] ①東梅 良成 (六ツ川地区連合自治会会長) 

    ②渋谷 八郎 (旭区白根台第九自治会会長) 

    ③横山 太一 (いずみ野サポーターズ代表) 

    ④阿部 淳子 (いずみ野小学校校長)

     

    (7) 「震災が生み出したコミュニティによるもう一つの復興イメージ

    ~陸前高田市・大船渡市の場合を事例として~」

    コーディネーター:伊藤 光造(地域まちづくり研究所代表、SAVE IWATEしずおか代表)

    コメンテーター:饗庭 伸(首都大学東京都市環境学部)

     

    企画趣旨:

    東日本大震災から3年、被災地の復興がハード面において本格化する一方で、全国から支援に入った人々と被災地の間に、震災がなければ生まれなかった新たな関係を手がかりとしながら、緩やかなコミュニティレベルの復興が進みつつある。地域は離れていても、人がつながることで生み出された新しい形のコミュニティ。ヴァーチャルなコミュニティの成立によって、被災地のリアルなコミュニティの再生を促すもう一つの復興の可能性を議論する。大船渡市と陸前高田市は、復興のプロセスが大きく異なる。この2つの地域の事例を対比しつつ今後の課題について議論できればと考えている。

     

    [報告者]①八木 健一郎 (大船渡市 三陸とれたて市場)

    ②金野 誠一  (農家、陸前高田市米崎町)

    ③伊藤 雅人  (「○(まる)ごと陸前高田協議会」事務局長)

    ④大洞 和彦  (トヨタ自動車株式会社社会貢献推進部)

     

    (8) 自由論題B

    [報告者]⑤谷 亮治(京都市まちづくりアドバイザー、同志社大学嘱託講師)

    「現代的コミュニティ論の仮説提起」

    ⑥高村 学人(立命館大学政策科学部)

    「多極化する都市空間のガバナンス、コミュニティの弊害を防ぐ法の役割

    ―アメリカのBID調査から」

    ⑦内田 和浩(北海学園大学教授)

    「韓国『大田型良いまちづくり公募事業』と地域共同体づくりの展開」

    ⑧林 加代子(愛知学泉大学非常勤講師)

    「避難所運営におけるコミュニケーション向上に関する調査研究」

    [司 会]選考中

     

    (9) 「横浜の協働によるまちづくり」

    ※この分科会は場所や時間帯が他とは異なりますのでご注意ください。

     

    開催日時:7月6日(日)13時~16時

    会場:第二会場 横浜市民活動支援センター4階会議室 

       〒231-0062 横浜市中区桜木町1-1-56クリーンセンタービル4階

       TEL 045-223-2666

     

     

     

    コーディネーター:名和田 是彦(コミュニティ政策学会会長)

    コメンテーター:杉崎 和久(法政大学・学会会員)

    荒木 千晴(日本社会福祉士会・学会会員)

    石井 大一朗氏(市民セクターよこはま・学会会員)

    司会者:調整中

     

    企画趣旨:

    横浜にはまだ全市を覆う一本の都市内分権制度はありませんが、「協働」の考え方に基づいてコミュニティの活性化をめざす多様な政策的試みが行なわれています。その中でももっとも特徴的だと思われるものを3つ取り上げ、横浜の地域コミュニティとコミュニティ政策の特徴を探ります。

    地域福祉計画(横浜市では地域福祉保健計画としています)は、もちろん社会福祉法に定められた仕組みですが、横浜市では、全市計画、区計画のほか、全区で235の地区別計画が策定されているのが特徴的で、都市内分権制度がない中で、横浜市のベーシックなコミュニティ活性化の仕組みとなっていると考えられます。

    ヨコハマ市民まち普請事業は、都市計画分野の地域まちづくり推進条例の趣旨に沿った仕組みで、地域側の提案を公開で審査して500万円の補助金を市民自身が行う(自身で土木作業を行うことも含む)ハード整備の事業に交付する、という大変ユニークで、横浜のコミュニティの特徴が大いに発揮される事業です。

    よこはま地域づくり大学校は、横浜の代表的な中間支援組織の一つであり、市民活動支援センターの管理運営団体でもある認定特定非営利活動法人市民セクターよこはまが行なってきた地域づくりの講座ですが、数年経って地域づくりの活動者が多数参加する活気のある実践的な場に発展してきています。

    これら3つの仕組みから代表的な事例を1つずつ取り上げ、地域コミュニティ活性化の横浜的特徴と普遍的メッセージを探ります。

     

    (10) 「金沢区交流拠点さくら茶屋にししば見学」開催時間:7月6日(日)13時~16時

    定員:20名

    参加費:この分科会だけ参加される方は、1500円お支払ください。また、交通費は各自の負担となります。

    コーディネーター : 岡本溢子(特定非営利活動法人さくら茶屋にししば理事長)

     

    企画趣旨:

    この分科会は、いわばエクスカーション的分科会であり、参加希望者は、午前のプログラム終了後に集合して、そのまま現地に向かいます。定員は20名とします。

    金沢区の「さくら茶屋にししば」は、ヨコハマ市民まち普請事業の助成を受けて2010 年5月にオープンしたコミュニティ・カフェで、開設以来様々なアイディアと関係者の熱心な関わりによって地域の多機能な交流拠点として発展してきた、横浜でも最も元気な地域拠点の一つです。現地でさくら茶屋にししばと金沢区役所の方々が応対してくださいます。

     

    エクスカーションA:7月6日(日)14時50分~18時(予定、途中退出可能)

     

    「港北ニュータウンのコモンズ-住民のための住民による共有空間づくり」

    ◯集合(出発)時間:14時50分  

    ◯集合場所: 開港記念会館エントランス

    ほっとカフェ中川(都筑区中川1-18-5パレット中川1F)に直接行く場合は15時50分

    ◯定員:30名程度、

    ◯参加費:関内駅から中川駅までの地下鉄運賃

    ◯コーディネーター:室田昌子(東京都市大学環境学部教授)

    港北ニュータウンは、街びらきから30年を経過し、成熟段階に入りつつある。地域活動は比較的活発であり、地域まちづくり、環境、子育て、福祉、国際交流などの様々な活動が行われているが、一方で、自治会加入率は横浜市内でも最低という地域である。

    本プログラムでは、港北ニュータウンのグリーンマトリックス・システム(公共・民有の緑を結ぶ緑道と遊歩道のネットワーク)を紹介し、その一部の事例として中川駅周辺地域の住民による緑の保全管理活動を紹介する。併せて、それに続く中川駅前遊歩道における地域住民による花と緑のまちづくり(2014年環境大臣賞受賞)の活動を紹介する。中川駅周辺地域では、これらの活動は当初は個別に実施されてきたが、次第に相互の協力が進んでおり、NPO、自治会町内会、公園愛護会や商業地区振興会などが連携しつつ進めている。また、コミュニティ拠点となるコミュニティカフェ2ヶ所を開設しつつ活動を展開している。活動を行っている2つのまちづくりNPOの住民リーダーや関係者からその活動の発展経緯を学び、住民の共有空間づくりとその運営についての課題を考える。

     

    <プログラム>

    ①中川周辺地区の緑の管理とまちづくり(ほっとカフェ中川にて:15:50~16:30)

    港北NTグリーンマトリックスの説明、中川周辺地区グリーンマトリックス及び遊歩道の住民活動、中川駅前地区まちづくり「中川ルネッサンスプロジェクト」の説明を行う。

    ②街歩き(16:30~17:30)

    中川駅前商業地区(住民による整備や管理方法)、及びグリーンマトリックス中川周辺地区(山崎公園・くさぶえの道などの管理活動や体制)の説明を聞きつつ街歩きを行う

    ③コミュニティカフェの運営、ディスカッション(シェアリーカフェにて:17:30~18:00)

    コミュニティカフェの説明、NPO法人

    I LoveつづきやNPO法人ぐるっと緑道の説明など、その他ディスカッションを行う。

     

     

     

     

    エクスカーションB:7月6日(日)14時50分~17時30分(予定)

     

    「地域が支える寿町」

    ◯集合(出発)時間:14時50分  

    ◯集合場所:開港記念会館エントランス

    ◯場所:横浜市中区 寿地区(プログラム③・④は、横浜市寿福祉プラザ)

    ◯定員:20名程度、

    ◯参加費:寿地区までの移動費(タクシーでの乗合を予定)

    ◯コーディネーター:市民局市民協働推進部市民活動支援課 髙梨・和田

                        コミュニティ政策学会理事(調整中)

     

    横浜市中区にある寿地区は、福祉ニーズの高い街と言われています。それは、日本全体の高齢化により「地域で支える力」が低下する中、この地区を頼って福祉ニーズの高い方々が多く転入してきているためです。現在、支援団体(者)の熱い思いと連携に基づいた取組により、何とか住民の方の生活が支えられています。

    今回、寿地区を取り巻く環境や抱えている課題、行政による自立支援施策の現状や、様々な活動をする地域団体等の取組が、どのように「地域の力」として機能しているのかを知っていただくため、地区見学、座学及び意見交換等を行います。

      

    <プログラム>

    ①地区見学(14:55~16:00)

    ・ヨコハマホステルヴィレッジの宿泊施設

    ・横浜市寿生活館・寿児童公園

    ・さなぎの食堂、木楽な家、介護事務所 等

    ・寿町総合労働福祉会館(広場・診療所・図書室・市営住宅・クリーンセンターほか)

    ②座学(16:00~16:30)

    ・寿地区の歴史について

    ・寿地区の変化と課題

    ・寿地区と行政の関わり

    ③意見交換(16:30~17:30)

    地域関係者や寿町勤労者福祉協会職員を交えてのディスカッション

    (登壇予定者) ・寿地区自治会事務局長、寿地区民生委員協議会会長 佐藤 眞理子 氏

    ・公益財団法人 寿町勤労者福祉協会 中路 博喜 管理課長

     

    〔大会への参加申込方法〕

    (会員の方) 

    大会案内のNewsletter発送時に同封される「参加申込票」(学会HPからもダウンロードできます)にご記入いただき、学会事務局までメールあるいはFAXでお送り下さい。参加費・懇親会費につきましては、会場受付にてお支払い頂きます。

    ★ 申込期限:6月20日(金) 当日参加も可能ですが、希望分科会が満席の場合はご容赦下さい。

     

    (非会員の方) 

    横浜市ホームページ内のコミュニティ政策学会大会専用ページからお申込みください。http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/daitoshi/bunkenkaikaku/community.html

     

    〔会場案内〕  

     

    横浜開港記念館   〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地  TEL 045-201-0708

     

    ・みなとみらい線「日本大通り」駅 出口1から徒歩1分

    ・JR京浜東北線・根岸線「関内」駅 南口から徒歩10分

    ・横浜市営地下鉄「関内」駅 出口1から徒歩10分

     

    * 駐車スペースはございませんので、公共交通機関をご利用ください。

     

    ★ 昼食について

    昼食については、会場内でのお弁当等の販売、レストランはありませんので、周辺の飲食店をご利用下さい。

    ★ 宿泊施設について

    関内駅周辺,みなとみらい界隈にたくさんありますので、各自早めにご予約ください。

     

     

     

  • ご連絡先

    コミュニティ政策学会事務局

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