第23回学会大会(名張)開催のお知らせ

「人口減少下における持続可能なコミュニティ政策のあり方」

  • 開催趣旨

 名張市は、紀伊半島の中央部、三重県伊賀地域の南西部に位置し、近畿日本鉄道大阪線が通る利便性から大阪方面のベッドタウンとして昭和30年代以降急速に発展を遂げ、人口はピーク時には85,000人余りを数えた。平成の市町村合併協議では、伊賀7市町村の枠組みで検討が進められたものの、平成15年2月に実施した市民投票の結果、単独市制の継続が選択され今日に至っている。
 その後、独自の市政として「新たな公」を基本理念に、地域予算制度を活用した住民主体の名張流まちづくりを始め、常に制度の改善を図りながら第4ステージにまで進化させ、今では市内の各地域組織で先進的な取組が数多く生まれている。
 一方、単独市制選択後は人口減少が続き、令和5年4月1日現在で約75,700人(11.5%減)、高齢化率も34.5%にまで上昇している。我が国においても2008年(平成20年)をピークに人口減少の局面に入り、今や首都圏や一部の大都市を除いてその傾向は顕著となっており、過疎地域や農山漁村部だけでなく、地方都市においてもコミュニティ活動に影響を及ぼしつつある。国では抜本的な少子化対策として取組を強化しつつあるものの、地域の担い手の確保といった効果が現れるには相当の期間を要し、既存の社会のしくみでは成
り立たなくなる恐れがある。
 このため、人口減少下でも持続可能なコミュニティのあり方について、担い手や活動資金の確保など幅広く模索し、課題解決に向けた「学び」「気づき」の機会とする。

  • 開催概要

●開催地:三重県名張市

●大会日程:2024 年 7 月 6 日(土)、7 日(日)

●会場:名張青少年センター「adsホール」、名張市民センター

〒518-0722 三重県名張市松崎町1325-1 /〒518-0710 三重県名張市上八町1321-1

●主催:コミュニティ政策学会 後援:三重県、名張市(予定)

 連携:小規模多機能自治推進ネットワーク

●大会概要(予定)

7月6日(土曜日)【1日目】

 午前:総会

 午後:シンポジウム、分科会Ⅰ

7月7日(日曜日)【2日目】

 午前:分科会Ⅱ、Ⅲ、自由論題部会

 お昼:

 午後:自由論題部会

    エクスカーション

詳細はこちらで確認頂けます(2023.12現在)

現在、一部の分科会で、先行的な取組や研究について学会員から発表者を募集しています。

別ページの「分科会報告者の募集」をご覧ください。

※募集ページは現在、非公開になっています。(2024.5.17)

自由論題部会については、追って、お知らせいたします。